親知らず 抜歯

3月5日に親知らずを抜歯してきた。

 

2月末に、半年検診へ行った際に

上の歯の親知らずに虫歯を発見され、

治療が難しいとの事で抜歯をすすめられた。

今まで、何度かすすめられては断ってきたのだが、

今回は、治療出来ないと言われたので

さすがに観念した。

 

ミスターが下の歯を抜歯した時に

あまりにも痛そうだったので、

怖いイメージしかなく、可能なら

抜かずにすませたいと、日々

きっちり歯磨きしてきたつもりだったが

努力が足りなかったらしい。

 

当日は、食べれなくなることを予測して

たらふくご飯を食べてから、

歯医者へ向かった。

 

午前中の最後の予約だったのだけれど

席へついて、なんかのクリームを塗り

麻酔を打って、3分待たされた。

これ、麻酔効かなかったらめちゃ怖いよな。

と、怖い予感が頭をよぎって、

無心だ、無心と、深呼吸した。

麻酔が効いてきたらしい。

ちょっと重たい器具を口に置かれて

先生が、

「耳に近いので音が聞こえますが大丈夫です。

痛かったら、すぐに手を挙げて下さい。」

と言う。

そして、耳元からぎぎぎぎぃって音が聞こえ

「次は逆側です」

ぎぎぎぎぎぎぎ~っと聞こえ

ビクビクしていると

「はい、後は抜くだけです」

「終わりました~」

5分も経っていない。

痛みもない。

びっくりするくらい、瞬間で終わった。

 

しばらくして、先生が抜けた歯を持って戻ってきた。

確かに、側面に虫歯があり、

これがほっぺたにうまって、治療が難しかったらしい。

歯が真っ直ぐ生えていたので簡単に抜けたそうだ。

痛みも多分ないだろうと言われた。

「歯を記念に持って帰られますか?」

と、聞かれたが、もう私じゃなくなったものだしなあと

処理してもらった。

後で、ミスターに聞いたら、差し歯に使えることもあるらしい。

知らなかった。

持って帰っても保管出来ないし、忘れるだろう。

教えてくれたミスターも持って帰ってないし。

 

ガーゼを噛むように言われて、しばらく噛んでいた。

(替えのガーゼまでもらった)

注射した時に脱脂綿で押さえるように、

噛むことが止血になるみたい。

3時間後くらいに、麻酔が切れるので

痛ければ痛み止めを飲んで、

痛くなくても抗生物質は3日間飲むように言われた。

 

痛くはなかったのだが、麻酔が切れるのが怖かったので

当日、痛み止めを半分飲んだ。

痛くなかったので、翌日は飲まずに

もう一度病院へ行き、消毒してもらった。

 

自分では、まだ出血してると思ってたのだが

血も止まり、少し治りかけていると言われた。

つばに血がまだ混じっていると思ったんだけれど

徐々にそれも治まって、穴が開いてるだけになった。

 

穴に物が入るのが怖くて、反対側で噛んでしまい

少し、食事が不自由だけれど、

そのうち慣れていくのかな。

 

思ったより、あっけなく親知らずは無くなった。

出血、きっといっぱいしてるので

血が必要だとかご褒美だとか自分に言い訳しながら

そのまま焼肉に行って柔らかい肉を食べた。

いつもと変わらず美味しかった。