上咽頭炎 その後、と低体温

ミスターは病院での治療を10回ほど繰り返し

ある程度、不快感もなくなり

自然と病院から足が遠のいていったが

2か月くらい経った頃から

また、下痢が続くと言い始めた。

 

始めの頃は、冷たい牛乳を

飲みすぎているのだろう

くらいの事しか思わなかったが

下痢は1か月経っても続いた。

(腹痛とかではなく、常に下痢らしい)

あまり、続くようなら病院に行かないと

と思いながらまた、数週間過ぎたころ

寒気が止まらないとミスターが帰ってきた。

 

まだまだ、暑さも続くころで

会社でも冷房がガンガンついていたのだが

帰りの自転車で暑くなるところを

ガクガク震えながら帰ってきたので

とりあえず、毛布にくるんで

温かいものを飲ませた。

 

寒気だから、熱でもあるのかと

体温を計ったら34℃台で更に驚いた。

家にあったカイロを持ってきて

腰やお腹や首に貼ってみたら

だんだんと気持ちは落ち着いてきたようだが

始めは、酷く落ち着かない様子で

ウロウロとしていたので

(止まったら動けなくなると言って

ずっと動き続けていた)

見ていたこちらも怖くなった。

 

落ち着いたところで、

下痢が続いていたのもあったので

消化器内科へ行って診てもらったのだが

(その時点では35℃台まで戻っていた。)

事情を説明して血液検査をした後に

下痢止めの薬をもらっただけで

しんどい思いをして病院へ行ったのに

何の解決にもならなかった気分が大きく

ミスターはひどく不信感をもったようで

その後、病院へ行こうとしなくなった。

 

その時には、思い至らなかったが

後になって考えてみれば

そもそも、色々と起きてきた不調は

咽頭炎が引き起こしていたのだと思ったが

じゃあ、なぜ上咽頭炎になったのかと思えば

この低体温が原因だったのではないのかと。

調べてみたら、上咽頭炎はウィルスもあるが

ストレスや冷えが原因になることもあるらしい。

 

ミスターは風邪もひかず、熱も出さなかったので

体温と言えば健康診断の時に測るくらいだったが

35℃台の時もあったが、

ちょっと体温が低めだくらいしか思っていなかった。

しかし、もっと冷えていたのだろう。

とにもかくにも、冷えを改善しようと

対策を考えることにした。