リズムと感覚

卓球でラリーを続けていると

ある一定のリズムを

体に感じてくる。

 

相手と自分の間を

行き来する球のリズムが

一定になって

そのまま永遠に続いていくかのような

感覚。

 

私たちは、上手くはないので

意識してラリーを楽しんでいるのだが

よく聞く話では

競い合った二人の間では

力が拮抗しているがための

ラリーの応酬があり、

どちらかに生まれるミスを待ち

勝敗が決する。

なんとなく理解できる気がする。

 

上手くはない私たちは

ミスをしないように補いながら

ラリーを続けようと努力する。

 

この心地よいリズムは

頭から余計な雑念を取り払い

ここにある自分の息と

相手の息を合わせて

球が刻むリズムに集中していく。

今ここに意識が集中する感覚は

日常からの脱却を感じて

体も動き、心も軽くさせてくれる。

 

ふと、雑念が沸き

リズムは狂うのだが

また、そのリズムを求めて

疲れを感じるまで体を動かす。

 

運動は体に良いとか言うけれど

心と体に効果があるからなんだろうな。

すぐに怠けてしまうけれど

続けていきたいものだな。